清真学園
6
茗渓学園
24
3
前半
16
3
後半
8
2022年11月20日(日)
ケーズデンキスタジアム水戸
第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会茨城県予選決勝

11月20日、花園予選決勝戦、茗溪戦でした。
茗溪学園は全国大会出場常連校で、花園に出場する為に超える必要のある一番大きな壁でした。
関東大会予選・7人制ラグビー茨城県予選では0-76・5-40と相手に大きくリードを許していましたが、普段の練習に加え、試合や合宿で着々と準備を進めた結果、茗溪学園と互角に戦えるチーム力を一年間で付ける事が出来ました。
前日には儀式が行われ、花園出場への思いが最高潮に達した状態で試合に臨む事が出来ました。

マイボールのキックオフから試合が開始しました。序盤からテンポの速いアタックをキックやパスで仕掛けてくる茗溪の選手を1対1の場面で確実に止め、相手のリズムを崩すようなDFを出来ました。
しかし、清真も茗溪の抜け目のないプレーにより、なかなかペースを掴む事が出来ませんでした。一進一退の試合が継続しましたが、清真の反則により、茗溪がペナルティキックを選択し、3点を追加しました。その後も清真のマイボールでの継続が上手くいかず、ターンオーバーされ、2本トライを許してしまいます。しかし、すぐに切り替え、相手にプレッシャーを与え続けるDFを繰り返した結果、ペナルティキックを前後半で2本獲得しました。飛距離を長く出さなければいけない難しいキックでしたが、練習の成果を存分に発揮してどちらも決める事が出来ました。前後半ともなかなか攻撃が継続出来ず、トライに結びつける事が出来ませんでしたが、最後のワンプレーはマイボールのスクラムからフェーズを多く重ね、いいATが出来ました。強い当たりを繰り返し、着実に前に進んで行きましたが、清真のノックオンにより、相手ボールのスクラムから外に蹴り出され、ノーサイドとなりました。最終スコアは『清真6-24茗溪』です。約半年で点差を縮め、スコアを取れるまでに成長しました。前半よりも後半の方が相手にスコアを取らせず、粘る事が出来ました。しかし、プレーの継続が上手く行かない場面もあり、トライを取る事が出来なかったので、今後はAT面もさらに強化していきたいです。また、相手にペナルティキックを3本与えてしまったので、反則を減らす事を意識します。優勝した茗溪学園の皆様おめでとうございます。花園でのご活躍を祈念しております。

3年生の先輩方、6年間、または3年間お疲れ様でした。
最後まで誰1人欠けることなく、全員で一緒に走り切れて良かったです。勝つことを真剣に考えながら全力で過ごした日々はとても充実していました。ここ数年は新型コロナウイルスの影響を受け、zoomでのトレーニングにせざるを得ない時もありました。その様な状況下でも部員達のモチベーションが切れなように常に明るく声を掛け続けてくださり、心強かったです。また、試合や練習での勇敢な姿とは打って変わり、普段はとても面白く、優しい先輩方のおかげで、東田組は笑顔の絶えない最高のチームになりました。この一年は喜怒哀楽の全ての感情を皆んなで経験する事が出来ました。私たち後輩は先輩方から沢山の事を学びました。時間のある時にまたグラウンドに来て、色々教えてくれたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

そして最後になりましたが、今年度も清真学園ラグビー部を応援してくださった皆様、ありがとうございました。東田組での挑戦は終わりましたが、12月4日にはU16・17の練習会、12月11日には練習試合を予定しており新チームでの挑戦が始まります。さらなる飛躍を目指し、花園出場という目標に向かっていいスタートを切れるように頑張っていきます。
今後とも応援よろしくお願い致します。