関東大会茨城予選準決勝

5月7日(日)に関東大会茨城県予選、準決勝戦に挑みました。相手は合同Aチーム。結果は26-0、勝利を納め関東大会出場を決めました。

大雨、強風に見舞われながらの試合となりました。
悪天候のため、コンパクトにプレイすること、特にFWでの前進、キックの多用を意識した場面が多く見受けられました。立ち上がりはキックを使って相手陣に侵入し、得意とするディフェンスから相手のミス、ペナルティを誘い、前半5分過ぎ、FWのピック&ゴーから先制トライをあげました。
その後もキックの蹴り合いが続いたものの、しっかりと蹴り勝ち相手陣でのプレイ時間が前半は多かったように見えました。
しかしその反面、ハンドリングエラーも多く、FWのスクラムの回数がとても多い前半でした。考えられる大きな理由は、FW・BK間のコミュニケーション不足。意思統一をチームとしてあまりできていなかったように見えました。

前半4トライを取って迎えた後半。陣地が変わり風下に立つようになったことでキックが前半ほど機能しなかったり、雨風に加えて疲労・手の悴みも加わり、ハンドリングエラーが目立つようになったり、ハーフタイムで反省点として上がったエリアマネジメントの改善があまりできなかったりして苦戦を強いられるようになりました。
特に1番ピンチとなったのは、前半およそ7分、相手チームのロングキックの処理を上手くできず、自陣22m内でノットリリースザボールの反則を取られてしまいました。FWの前に出るDFでなんとか守り切ったものの、攻撃のテンポをうまく作れず、後半はノートライトでノーサイドとなりました。

雨風によりいつも以上に頭を使って考えてプレイすることが要求された試合。難しかったですが、無事決勝戦進出、そして関東大会出場を決めることができました。

14日(日)は決勝戦、対戦相手は茗溪学園です。1月の新人戦以来の対決に、選手一同心待ちにしています。決勝戦前に今回のような、いつも以上に考え、思い通りにいかない試合を経験できたことはとても大きいことだと思います。
決勝戦は、ブレイクダウンでの攻防やキックによる陣地の取り合いが大事になると考えられるため、今回の試合の反省などを活かして残りの練習に励み、本番に挑みます。
関東大会のブロックが決まる大事な試合、ラグビー部一同頑張りますので、応援よろしくお願いします。